【ラスベガス開催】リーチ麻雀イベント「AMOS FESTIVAL 2025」徹底レポート|あのMリーガーたちも登場!

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「麻雀は、もっと自由で、もっとエキサイティングになれる」

2025年5月30日から3日間、眠らない街ラスベガスで、そんな確信を抱かせるイベントが開催されました。その名も「AMOS FESTIVAL in LAS VEGAS 2025」。日本のMリーガーも海を渡り、北米のリーチ麻雀ファンを熱狂させた、まさに“麻雀の祭典”です。

最新テクノロジーが大会運営を支え、国籍も世代も異なるプレイヤーたちが笑顔で卓を囲む──。
さらに、このイベントの様子は「麻雀ウォッチ」によって日本にも生配信され、大きな注目を集めました。
本記事では、この北米最大級のリーチ麻雀イベントの様子を、麻雀初心者の方にも分かりやすく、現地の熱気と共にお届けします。

1. AMOS FESTIVALとは? ラスベガスに誕生した“ボーダレスな麻雀空間”

Mahjong Is Borderless──国籍も世代も超えて卓上でつながる。このスローガンを掲げた本イベントは、全自動麻雀卓メーカーのAMOS(大洋技研)麻雀イベントや商品の事業を運営する北米の会社Mahjong Stars、そして日本のプロ麻雀リーグMリーグ機構の3社が共同で開催しました。

  • イベント日程: 2025年5月30日(金)〜6月1日(日)
  • 開催地: Treasure Island Hotel & Casino(米国・ラスベガス)

会場はTreasure Island Hotelの2階を全面改装した特設ステージ。ラスベガスを象徴するマーキーライトとムービングライトが施され、麻雀にラスベガスのエンターテインメント性を融合。イベントのためだけの華やかな特別空間が作り上げられていました。

写真指示:会場全体の華やかさが伝わる引きの写真。ムービングライトやロゴの投影が写っているとベスト。

延べ300名が集結した参加者は国際色豊かで、その6〜7割をアジア系が占めました。女性が2~3割で、年齢層も20代中盤から70代までと幅広く、まさにボーダレスな空間が生まれていました。

また、Mahjong Starsが公開した以下のダイジェスト動画では、3日の熱狂の様子をまとめてご覧いただけます。


2. 熱狂の3日間! 日替わり麻雀イベントレポート

3日間、それぞれ主役の異なるイベントが開催されました。 その興奮と感動の模様を1日ずつ振り返ります。

【Day 1】Mahjong Stars CUP:IT技術が変える海外の麻雀大会

初日はMahjong Starsが主催する個人戦。 参加費$300、定員100名の枠に、腕利きのプレイヤーたちが集結しました。 優勝賞金$2,000を懸けて東南戦5回の熱戦が繰り広げられます。
特筆すべきは、シリコンバレーのIT系麻雀プレーヤーが開発した成績管理ソフトにより各自のスマホに自動反映された成績と卓組が送られてくる最先端の運営。参加者は手元でリアルタイムに順位を確認でき、ストレスなく競技に集中できます。
大会は日英2か国語、日英中3か国語を話す多くのスタッフに支えられ、どの参加者にも公平な運営と、MCの盛り上げによる楽しさがあふれるイベントになりました。

大会後にはMahjong Starsが60名を招待しディナーパーティーを開催。 クイズ大会や記念撮影で、初対面同士でも一気に距離が縮まります。 「点数が分からなくても、周りがすぐに教えてくれる。『まずは楽しもう!』という雰囲気が最高だった」という参加者の声が象徴するように、初心者が安心して飛び込める文化が根付いていました。

【Day 2】AMOS CUP:全自動麻雀卓を懸けた白熱の攻防

2日目は我々AMOS(大洋技研)が主催。 参加費$250のチケットは100人満席で即完売。 それもそのはず、賞品には最新の家庭用全自動麻雀卓が用意されていたからです。「HDが欲しいか~!?」という弊社スタッフの掛け声に、会場は割れんばかりの大歓声に包まれました。

上位入賞者には、以下の豪華賞品が贈られました。

順位 賞品
優勝 AMOS Riichi Style‑HD
2位 AMOS Riichi Style‑EX
3位 AMOS Riichi Style

 

大会中盤には、ゲストのMリーガー・日向藍子プロによる「AMOS TALK」も開催。 英語が話せるわけではなくとも、表情やジェスチャーで楽しませたいという気持ちが伝わり、アメリカのファンからの質問に丁寧に答える姿に、会場は一体感を見せます。
大会にも使用されたAMOSの全自動卓は牌を混ぜる手間なく、ボタン一つでゲームが再開できるため、1日に20局以上を快適にプレイ可能。「麻雀の楽しさに集中できる」とビギナーから好評でした。

【Day 3】M.LEAGUE MEETUP:憧れのMリーガーとラスベガスで夢の対局

最終日はMリーグ機構が主催。参加費$250、96席のチケットは完売しました。暗転した会場にMリーグの音楽が流れ、スポットライトと参加者が振るサイリウムが輝く中、園田賢・渋川難波・日向藍子・瑞原明奈の4選手が登場すると、会場のボルテージは最高潮に! まるでeスポーツアリーナのような熱狂です。この日の大会は東風戦8回戦で行われ、参加者全員が一度はMリーガーと同卓できるという特別なルール ファンにとっては夢のような一日となりました。

対局後のQ&Aでは、参加者から戦術的な質問が飛び交い、プロたちが丁寧に答える姿が印象的でした。サイン会やツーショット撮影会も行われ、まさにファンにとって至れり尽くせりの内容に。
「プロの打ち方を間近で見られて最高の勉強になった」「一生の思い出です」といった声が聞こえてくるような、充実した一日となりました。


3. 日本の常識が変わる? AMOS FESTIVALが示した“リーチ麻雀の進化”

今回のイベントには、日本の従来の麻雀大会にはない、多くの新たな試みが盛り込まれていました。特に、ITを活用したスマートな運営、 初心者の参加ハードルを下げたこと、 そしてイベント自体がチケットや物販で収益を上げる「自立型事業」として成立している点は、今後の麻雀界の大きな可能性を示唆しています。

比較項目 AMOS FESTIVAL(北米) 従来の日本大会
空間デザイン “ショー空間”(照明・音響・演出) “雀荘”(競技に特化)
運営方法 アプリ完結(卓割・成績をスマホで) 紙と声(掲示板・アナウンス)
参加ハードル 点数計算不要OK(初心者ウェルカム) 点数計算必須(上級者が中心)
文化的意味 エンターテイメント(観る・楽しむ) 競技・勝負事

4. まとめ:北米市場の可能性とリーチ麻雀の未来

大熱狂のうちに幕を閉じたAMOS FESTIVAL。北米のリーチ麻雀人口は推定50万~70万人とも言われ、そのポテンシャルは計り知れません。今回の成功は、麻雀が競技としてだけでなく、エンターテイメントとして国境を越えることを力強く証明しました。

イベント実行委員長であるMahjong Starsの八重畑雅裕氏は「来年は英語実況チャンネルや初心者専用エリアも作り、さらに多くの人を巻き込みたい」と、早くも「AMOS FESTIVAL 2026」への展望を語ります。

ラスベガスで見せた麻雀の新たな熱狂。その魅力の一端を、この記事から感じていただけたでしょうか。この熱気をきっかけに、リーチ麻雀がさらに世界へ広がっていくのが楽しみですね!


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