全自動麻雀卓の使い方は?三麻設定についても解説(初心者でも安心!)

麻雀用品のギモン

こんにちは。AMOSナビです。

土屋
土屋

今回はAMOS公式ショップスタッフの土屋が、麻雀店でもよく利用いただいているAMOS製品を例に、全自動雀卓の基本的な使い方を解説します!

※機種によっては細かい仕様が異なる場合がございますので、わからない場合は取扱い説明書やお店の方に確認をお願いします。

初めて麻雀店に行こうと思っている皆様、
もしくは全自動麻雀卓を初めて購入してみたい皆様、
「全自動麻雀卓のボタンって一体どんな機能があるんだろう、、、なんだか難しそう、、、」なんて不安はありませんか?

または普段、全自動麻雀卓で麻雀をしている方でも、「このボタンってなんだっけ?」「三麻の設定どうするんだっけ?」みたいなことはありませんか?

本ページは麻雀店に行った際や全自動麻雀卓で遊ぶ際のバイブルにしてもらえるよう、麻雀卓の使い方をイメージトレーニングくらい丁寧にご紹介させていただきます!
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(本記事に掲載されている、金額・スペック等は2023年7月29日時点のものです)

中央パネルについて

機能説明はもちろんですが、麻雀のルールにも触れながら、説明を進めてまいります!

牌を落とす→牌をセットする

まずは、牌を麻雀卓にセットしないといけません。牌を落とす前に、四麻なのか三麻なのかを確認いたします。
(4人でやる麻雀のことを四麻といい、3人でやる麻雀のことを三麻と言います。)

土屋
土屋

三麻の方がツモる回数が四麻と比較して約2回ほど多く、么九牌の割合も増えることで、国士無双をはじめとした役満の登場率が飛躍的にあがり、エキサイティングな展開となります。

・么九牌(読み方:ヤオチュウハイ):字牌と数牌の1・9の総称
・中張牌(読み方:チュンチャンパイ):数字の書いてある牌のうち2〜8の牌の総称

四麻であれば136牌。三麻であれば108牌が必要です(2~8の萬子を除く)。
※四麻や三麻のゲーム設定の方法は本記事の末尾でご紹介しております。

牌をセッティングする流れ

まずはゲームルールに合わせて必要な牌を2セット用意して、うち1セットを卓上にご用意いただきます。

そして、中央パネルのスタートスイッチを押していただきます。
下記の画像でいくと、赤色の2個あるボタンがスタートスイッチとなっております。

そちらを押していただくと、AMOS JPシリーズであれば、中央パネルの部分が上昇し、牌を捨てられる穴が現れます。そちらの穴を目がけて、1セット目の牌一式を全て捨ててください

再度スタートボタンを押していただくと、中央パネルが元の位置に戻り、牌の攪拌が始まります(40〜50秒ほど)。

しばらくすると攪拌の音が止まり、ピッという音が鳴ります。

それが確認できましたら、今度は2セット目の牌一式を卓上にご用意いただいて、再度スタートボタンを押して、穴に2セット目の牌を捨ててください。捨て終わって、再びスタートボタンを押していただくと、先ほど攪拌し、セッティングが完了した1セット目の牌が積まれた状態で登場します。

本章で紹介した麻雀卓の詳細はこちらから

サイコロを振る→起家を決める

牌がセットできたのですが、遊ぶためにはまず親を確定する必要があります。
ここでは親の決め方と機械の操作方法についてご紹介いたします。

サイコロを振って親を決める流れ

まず仮の”東”の人を任意で設定し、その人がサイコロを2個振り、その合計値(2〜12)を仮”東”を起点として左回りでカウントしていき、該当する席の人が「仮親」となります。
そして、次にその仮親の人がサイコロを2個振り、その合計値の席に該当する人がいよいよ最初の親となります。この最初の親のことを「起家(チーチャ)」と呼びます。


※分かりやすい早見表はこちらです。

麻雀セットによっては、起家札(チーチャフダ)や起家マークというものがあるので、最初の親(起家)の札置き場に起家札やマークを置いておきましょう。これがあることで、誰が起家だったのか、オーラスまであと何局あるのかなどが分かりやすくなります。

さて、上記の流れに関する、全自動麻雀卓の操作方法に関してですが、こちらはやや麻雀卓によって異なってくる部分ではございますが、多くの卓が下記のような中央パネルになっております。

こちらの画面でいくと、白いボタンがサイコロボタンとなっておりまして、そちらを押せばサイコロが入っている空間が振動して、サイコロを振ることができるようになっております。

スイッチ部分にサイコロの絵があるから分かりやすいですね!

土屋
土屋

直感的には操作できますが、本当に押していいのかな、いつ押したらいいのかな、、、なんてお悩みは解決できたでしょうか?!

本章で紹介した麻雀卓の詳細はこちらから

配牌を取る

配牌まで全自動でできる麻雀卓であれば、「配牌を取る」作業は必要ないのですが、そうでない場合はそれぞれが配牌を取っていく必要があります。

ちなみに、大洋技研の技術の粋を集めた全自動麻雀卓「アモスレックス3」は、配牌の自動化のみならず牌の上下が揃った状態で配牌されるという驚愕の機能がございます。Mリーグでも採用されている機種ですね!

積まれた山から配牌を取る流れ

配牌を取るには、まず各自が山から4牌ずつ取っていき、3周します。そして、4周目に1牌ずつ取って、最終的に親が14牌、子が13牌取った状態で準備完了。親が1牌を捨てることでいよいよゲーム開始です。

ここで山から牌を取る際に、サイコロを2個振ります。例えば二つのサイコロの合計が「9」だった場合、9はサイコロをふった自分が該当するので、自分の目の前の山の「右」から「9(ここはサイコロの合計値)」牌の位置で分割します。

そして分割した山のうち、自分から見て右側の山の、

  • 一番左の牌「嶺上牌(リンシャンハイ)」を横に降ろします。
  • 左から3個目をドラ表示するため、裏返しにします。
  • 左側から見て8組目以降の牌が、今回のゲームでツモれる範囲となります。

そして分割した山のうち、自分から見て左側の山から各自が配牌を取って、ゲームスタートです!

嶺上牌(リンシャンハイ)はなぜ1個だけ降ろす必要があるの?

土屋
土屋

嶺上牌はカンをした際に新たにツモれる牌で、戦局を左右する重要な牌です。

もしも、ツモる際に手や袖が嶺上牌に当たってめくれてしまうと、フェアなゲーム進行ができなくなります。なので、嶺上牌を事前に降ろしておくことで、アクシデントが起きないようにしてるんです。

実は麻雀には「両手を使わない」というマナーがあります。両手を使うと隠れる部分があり、イカサマをする可能性があるとみなされてしまうので、気をつけましょう!

ここまで説明した配牌の流れについては、文字で記載するとやや分かりづらいので、下記に参考動画を添付しておきます。

(参考)親を移動する

親がロンかツモであがる、もしくは流局するも親がテンパイした状態だとしたら、連荘となり親番を継続することができます。(アガリのみ連荘というルールの場合もあります)
しかし、親以外がロンかツモであがる、もしくは親がテンパれず流局する、となれば親番が移動することになります。

そうすると、今まで親だった人が、東家から北家に移ります。南家だった人が東家に、つまり親になります。西家だった人が南家に、そして北家だった人が西家に移ります。

そして親番になる人は、スタートボタン、サイコロボタンを押します。そうすることで、機械の方で親番が移動したことを認識します。親が連荘した場合は、親が再びサイコロボタンとスタートボタンを押すことになるため、機械が連荘したと認識して、自動で積棒が表示されるような機能も一部の機体ではあります。

点数表示について

点数表示

こちらでは、点棒や点数表示がどのようになされるのかについて解説いたします。そもそも、皆さん点棒のそれぞれ点数と色をご存じでしょうか。復習も兼ねて、改めて記載させていただきます。

  • 10,000点棒:赤
  • 5,000点棒:黄
  • 1,000点棒:青
  • 500点棒:緑
  • 100点棒:白

四麻であれば25,000点からスタート。三麻であれば、35,000点からスタートすることが一般的です。最初の段階で配られる点棒の内訳は、

  • 10,000点棒 × 1本
  • 5,000点棒 × 2本
  • 1,000点棒 × 4本
  • 500点棒 × 1本
  • 100点棒 × 5本

とすることが一般的です。

点棒にはアンテナつきICチップが内蔵されているので、例えば全自動麻雀卓AMOS JP-EX COLORなどであれば、点棒をケースに閉まっておくだけで、自動で点数が手元に表示される仕組みとなっています。

また、自分の点数だけでなく、相手の点数も表示されるので、1位になるにはあと何点必要なのかがとてもクリアになります。

本章で紹介した麻雀卓の詳細はこちらから

他家との差を表示する、自分の順位を確認する

機種によっては、点数表示エリアの近くのスイッチを操作することで、現在の点差や順位が一瞬でわかる機能もあります。(なお、こちらの画像の大洋技研のAMOS JP-EXではその機能は備えられていませんが、現在販売中のAMOS JP-EX COLORでは点差表示機能があります)

またスムーズな進行を支援する機能として、AMOS JPシリーズでは、全ての点棒がケースの中に入っていない場合はCheck欄が消灯します。全てケースの中に入っていれば、Check欄が点灯するはずです。これを確認することで、ミスを防ぐことが可能です。

土屋
土屋

AMOS JPシリーズであれば、先に点棒を入れた状態で主電源を入れないと、正しく点数が表示されないので、ご注意くださいませ。

本章で紹介した麻雀卓の詳細はこちらから

ゲーム設定を変更する

三麻に変更する

雀荘であれば、三麻でプレイする場合は、店員さんに設定をお願いするかと思いますが、自宅で全自動麻雀卓でプレイする場合は、どうしたらいいのでしょうか。そちらを解説いたします。

ゲーム設定を選択する

例えば、AMOS JPシリーズであれば、麻雀卓の裏側の主電源ボタンの横に「ゲーム選択ボタン」というものがあります。ゲーム選択番号の表がその近くにありますので、遊びたいルールの番号を確認して、ゲーム選択番号ボタンで入力します。

こちらだと、四人標準プレイだと「01」、三人標準プレイだと「04」という具合ですね。

花牌を加えたローカルルールなどにも対応しているって凄いですね!

主電源のボタンの横に、ゲーム設定番号を入力する場所がございます。右の「▲」ボタンが番号が増えるボタン。左の「▼」ボタンが、番号が減るボタン。こちらのボタンを操作して、自分の遊びたいゲームの番号を入力ください。

入力が完了しましたら、サイコロボタンを二つ同時に押してます。こちらが、リセットの方法となっておりまして、これで選択したゲームルールで、プレイを開始することができます。

土屋
土屋

全自動じゃなくても良いという方には麻雀マットAMOS JUNK MAT PRIME GEARがおすすめ!麻雀マットに加えて麻雀牌もついてきて、これだけあれば麻雀がすぐに楽しめます!

ご家庭で三麻も快適に楽しめる!ご家庭用全自動麻雀卓!

特徴 値段
159,500円(税込)
自動山積み機能を搭載!10万円台で購入可能なお手軽なご家庭用全自動麻雀卓。
253,000円(税込)
点数表示が見やすい液晶カラーに進化した最新機種!点差ボタンで瞬時に点差の把握も可能。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

全自動麻雀卓ってボタンがたくさんあって、なんだか難しそう・・・と思ってしまいますよね。
今回は、初心者の方でも安心して全自動麻雀卓を使った麻雀をプレイしていただけるように、丁寧に解説の記事を書かせていただきました。こちらの記事を見ながら挑戦していただけますと幸いです。

思い返せば、スマートフォンやPCも最初は何が何だかわからなかったと思いますが、触っているうちに無意識にどのボタンで何ができるのか身体が覚えていきますよね。

最初の2、3回だけ操作方法について悩まれるかと思いますが、その後は呼吸するかのように、ゲーム選択ボタンを入力して、スタートボタンを押して、サイコロボタンを押して、点棒を交換して、、、となると思います。

ようこそ、こちらの世界へ・・・!

土屋
土屋

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