麻雀の点棒(点数棒)の基礎知識!使い方や機能について徹底紹介

麻雀用品のギモン

こんにちは。AMOSナビです。

土屋
土屋

今回はAMOS公式ショップスタッフの土屋が、点棒の使い方やその仕組みについて、徹底的にご紹介させていただきます!

みなさんは麻雀をどこでプレイしていらっしゃいますか?

もちろん、麻雀店にずっと通っているという方も多いかと思いますが、その一方で最近は麻雀ゲームも便利ですよね!いつでもどこでも対戦相手が見つかって、とても楽しいものです。最近では麻雀ゲームから麻雀に入った、という方のお話もよく聞きます。

しかしそんな方からよく聞くのは「点数計算が難しい」、「点棒の使い方がよくわからない」というお話です。

慣れてしまえば当たり前になってしまうだけに、なかなか教えにくいし聞きにくい、そんな点棒に関する基礎知識を紹介します!
(本記事に掲載されている、金額・スペック等は2023年9月23日時点のものです)

麻雀の点棒(点数棒)とは

まずは点棒について基本的なご説明をさせていただきます!

点棒は点数棒とも呼び、ご存知の通り、麻雀の点数計算に利用されるグッズです。麻雀の点棒には100点〜10,000点までの種類があり、この点棒の組み合わせによって点数の授受を行ない、その時点の合計点を記録することが可能な仕組みとなっております。

点棒の歴史

さて、この”点棒”なのですが、そこにはどのような歴史があるのでしょうか?

まずこの点棒は正式名称を「籌馬(チョーマー)」と言うそうです。
見慣れない漢字ですが、なんでもこの「」は漢字検定1級クラスの漢字だとか。

「籌」は様々な意味のある単語なのですが、そのなかに「かずとり」という意味があります。これは「数をかぞえる時につかう竹棒」のことを指します。また「はかりごと」なんて読み方もあるそうです。

土屋
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数を正しく把握することで、正しい策略を練ることができるようになる、、、と考えれば、確かに「はかりごと」と読む理由も理解できますね。

さて漢字の説明はここまでにして、点棒のルーツを辿りましょう。麻雀は大変歴史が深いものですが、点棒はちょっとユニークです。まず中国麻雀では歴史的に点棒を使うことがなく、点棒を使うのは日本麻雀だけだそうです!
※諸説あり:中国麻雀でも一部に籌馬が利用された記録があるそうです。

では点棒はどのタイミングで生まれるのでしょうか?

点棒が生まれたのは、中国で麻雀を楽しんでいた海外のプレイヤーが得失点の動きを記録しようとしたことがその初めだそうです!その時に点数の記録に利用したのが、中国で親しまれていた別のゲーム(抽籤:チューチェン)の用具でした(20世紀初頭)。その用具の形が「とても細長い棒状」だったのです。

そして、その代替品として使われた棒をベースに、麻雀にとって合理的な形にデザインが変化していき、今の日本麻雀で知られる点棒が完成したんです。

土屋
土屋

麻雀の歴史の中でも点棒は少し特殊で、しかも諸説あるようです。今回も一説を紹介させていただきました!

点棒の種類

では次に簡単に点棒の使い方について紹介させていただきます。

まず点棒には、以下のような白い点棒だったり、


AMOS MASTERS(アモスマスターズ) 

カラフルな点棒だったりがお馴染みですよね。


AMOS COMPLETE GEAR(アモスコンプリートギア)

ご覧の通り、点棒には点数が直接的には書かれていません。しかし色や模様で見分けましょう!

10,000点棒:赤

5,000点棒:黄

1,000点棒:青

500点棒:緑

100点棒:白

上記に加えて、みなさんは「黒点棒」について聞いたことはありますでしょうか?

Mリーグ2023-24では日清食品様の「チキンラーメン ひよこちゃん」をモチーフとしたデザインの「ひよこちゃん黒点棒」が話題になりましたよね。この黒点棒とは、ひとつ前に紹介した点棒5種類に加えて、備えられている点棒になります。点数が0点以下になった場合の支払いに使うものとなります!価値は10,000点棒と同じものとなります。

・・・
ちなみに日清食品様は以下のようなオリジナル麻雀牌も制作されており、こちらの制作については、私たち大洋技研も関わっております!

点棒のやりとり

点棒はゲームのルールによりますが、Mリーグの25,000点持ちの場合でいえば、ゲームの最初の時点ではこれらの点棒を以下のように組み合わせて持つことになります。

10,000点棒 × 1
5,000点棒 × 2
1,000点棒 × 4
500点棒 × 1
100点棒 × 5
あとはこの棒を組み合わせて、点数のやりとりをしていく形になります。この際に「できるだけ最小限な点棒でお釣りの手間を省くように」払うことができれば一番スムーズです。
・例えば3,900点を支払うときは「5,000点を渡して1,100点をもらう」
└ やりとりされる本数が少なくなる
と、こんな感じのイメージです。とはいえ、ゲームの段階によっては各自が持っている点棒の状況も変わっていきますし、ケースバイケースではあります。もし細かい点棒が足りない場合は両替してもらいましょう!
この辺りは細かく説明すると難しいところではありますので、特に初心者の皆様は少しずつ慣れていきましょう!
土屋
土屋

スマートな点棒のやり取りを目指していければと思いますが、その前に私的になにより意識して頂きたいことは「点棒を投げず、丁寧に扱うこと」です!みんなでマナーよく、気持ちのよい麻雀ができることが一番大切です!

全自動麻雀卓の点棒の仕組み

さてさて、ここまで点棒の受け渡しについて、簡単に紹介させて頂きましたが、次に点棒の最新技術についてもご紹介させて頂きます!

全自動麻雀卓の点棒(最新技術紹介)

それぞれの手元に貯まった点棒。手打ち麻雀の際はそれを数えることで点数を確認するわけですが、慣れるまではやや時間がかかってしまいますよね。実は最近の全自動麻雀卓では、ご家庭用でも一瞬で点数表示が可能な機種があるです!

よく考えたら、一瞬でどうやって読み取ってるんだ・・・??と思った皆様。その仕組みも簡単に紹介させていただきます!

実は、、、あの細い全自動麻雀卓用の点棒の中には、小さなICチップが埋まっているんです。従来は点棒そのものを金属で作り、点棒入れ内での金属部との接触による抵抗値の変化によって点数を検出していましたが、これは汚れやサビに弱いという欠点がありました。

そこで現在はICチップを活用した点棒を開発することで、「どこに入れても」「汚れがあっても」正しく瞬時に計算できるようになったのです。

点数表示の仕組みや自動配牌の仕組みなどマニアックな全自動麻雀卓の秘密について、詳しくは以下の記事もぜひご覧ください。

この章でご紹介した全自動麻雀卓

点数表示機能のあるご家庭向け全自動麻雀卓

そんな点棒の自動計算機能(点数表示機能)のある全自動麻雀卓の選択肢は4種類ございます!座卓兼用/折りたたみという2タイプに加えて、通常カラーとブラックラメタイプの2種類です。

なんと、ご家庭用でも20万円半ばから快適な点数表示機能つきの麻雀卓をご提供できるようになっております。

自動山積機能 点数表示機能 値段
AMOS JP2(座卓兼用) あり なし 159,500円(税込)
AMOS JP2(折りたたみ) あり なし 159,500円(税込)
AMOS JP-EX COLOR(座卓兼用) あり あり(液晶) 253,000円(税込)
AMOS JP-EX COLOR(折りたたみ) あり あり(液晶) 253,000円(税込)
AMOS JP-EX COLOR(座卓兼用) ブラックラメ あり あり(液晶) 253,000円(税込)
AMOS JP-EX COLOR(折りたたみ) ブラックラメ あり あり(液晶) 253,000円(税込)

ご家庭用には折りたためるタイプをおすすめさせていただくことも多いです!折りたたむと「隙間に片付ける」ことも可能になります。折りたためることでお部屋のレイアウトの可能性も広がることでしょう!

ブラックラメタイプは新たに登場したご好評いただいているカラーです!黒くてカッコ良い麻雀卓をお求めの方は、ぜひこちらもご検討ください!
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まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、点棒そのものの基礎知識や最新の点棒にこめられたテクノロジーについてもご紹介させていただきました。

点棒は日本麻雀のみに見られる文化で、その成り立ちもユニーク。中国で麻雀をプレイする外国人プレイヤーから始まったものでした。別のゲーム用具の代替品である棒を使うことから歴史が始まり、麻雀用に徐々に姿を変えて、現在の点棒が誕生したんです。現在の麻雀の点棒には100点〜10,000点までの種類があり、これらをやり取りの手間がかからないように組み合わせて、ゲームの点数の授受を行うことで、点数の記録をスムーズに行えるようになりました。

現在は、ICチップの埋まった点棒が開発され、これを活用することで、ご家庭用全自動麻雀卓でも快適な自動点数計算が可能になっております!

点棒の支払いは慣れが必要で難しさもありますが、ぜひたくさんプレイして慣れていってもらえると嬉しいです!

土屋
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