麻雀の「タンヤオ」についてわかりやすく解説

コラム

こんにちは、AMOSナビです!
今回は麻雀の基本的な役であるタンヤオについて解説します。

タンヤオとは

「タンヤオ」とは、麻雀における一翻役のひとつで、その成立条件は1, 9, 字牌を含まない手でアガることです。つまり、中張牌(2から8の数牌)のみを使ってアガると、タンヤオの役が成立します。
この役の正式名称は「断么九」(タンヤオチュー)であり、「么九」(ヤオチュー)とは一九字牌を意味します。したがって、「断么九」は文字通り「一九字牌を断つ」という意味合いを持ちます。
タンヤオは、そのシンプルさから初心者にも理解しやすく、麻雀の基本的な戦略を学ぶ上で重要な役とされています。

タンヤオの例

[二][三][四][③][④][⑤][⑤][⑥][⑦][2][2][6][7][8]

※タンヤオは平和とも複合可能。タンヤオ平和は「タンピン」、リーチタンヤオ平和は「メンタンピン」と呼ばれることがあります。

タンヤオのメリット

タンヤオは出現頻度も高く、優秀な役のひとつです。
ここではタンヤオの主なメリットを2つ紹介します。

2-1. 鳴いても役になる

「タンヤオ」は、ポンやチーなどの副露(鳴き)を行っても成立する役の一つです。
この特性を活かして、他家から捨てられた必要な牌を副露することで、早い巡目での和了を目指すことができます。また、タンヤオを狙う場合、鳴いた後に役がなくなる心配が少ないため、安心して攻めの姿勢を取ることが可能です。
副露したタンヤオは「喰いタン」とも呼ばれます。

ルールによっては喰いタンを禁止にしている場合もあります。

2-2. 作りやすい

「タンヤオ」は、2から8までの中張牌(チュウチャンパイ)のみを使用するため、比較的構成しやすい役です。 牌効率の良い(テンパイに向かう)打ち方を行う際には、1, 9の数牌や字牌を早期に捨てることが多く、これにより自然とタンヤオの役が形成されることがよくあります。この特性があるため、初心者にとってもタンヤオの役を作るのが容易になり、これは大きなメリットとなります。

喰いタンの符計算

[二][三][四][五][六][七][⑧][⑧][2][3][4]チー[④][⑤][⑥]

喰いタンの符の計算には最低30符扱いされるという特別なルールが適用されています。これは麻雀の最低点が1000点とされる慣例に基づいています。符が加えられる要素が無い、すべてのターツが順子の場合でも、30符として計算されることが一般的です。つまり、20符で計算されることがあるのは、門前の平和のツモアガリのみとなります。

まとめ

タンヤオは麻雀の基本的な役の一つであり、初心者から上級者まで幅広く活用される戦略的な選択です。その主な特徴として、副露しても成立しやすいこと、そして比較的作りやすいことが挙げられます。これらのメリットは、特に麻雀を始めたばかりのプレイヤーにとって、手牌の構築やゲーム戦略を学ぶ上で非常に役立ちます。
皆さんもぜひタンヤオを使って麻雀をより楽しんでくださいね!

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