【テンパる】実は知らずに使っている生活に溶け込んだ麻雀用語【安パイ】

コラム

こんにちは、AMOSナビです!

今回は、麻雀を知らない人も実は知らずに使っている!?一般に広まっている麻雀用語についてわかりやすく解説します!

1. 安全牌/安パイ

麻雀において「安全牌」とは、捨ててもロンされる危険がない牌のことを指します。この言葉は縮めて「安パイ」とも呼ばれます。日常生活では、「安全な選択肢」や「可もなく不可もないこと」を指す際に「安パイ」という言葉が使われることがあります。
特に、ビジネスの場面や友人同士の会話で、リスクを避けたい時や中立的な意見を求められる場面で「安パイ」という言葉が使われることが増えてきました。

例えば、新しいプロジェクトの提案をする際に、あまりリスクを取りたくない場合や、過去の成功例に基づいて提案をする場合などに「安パイな提案をしよう」という風に使われます。また、レストランやカフェを選ぶ際に、特にこだわりがなく、誰もが満足するような場所を選びたい時に「安パイなお店にしよう」という風にも使われます。

2. わんちゃん/ワンチャンス

麻雀では「ワンチャンス」は、特定の数牌が自分の視点から3枚見えている状態を指します。主に比較的安全な牌を選ぶ守備の方法として使われます。この言葉は縮めて「わんちゃん」として、日常生活にも浸透してきました。日常での「わんちゃん」は、「もしかしたら」という僅かな期待や最後の可能性を示す際に使われることが多いです。

例えば、試験の前夜にあと一つだけ難しい問題を解くことができれば合格できるかもしれない、という場面で「わんちゃんできるかも」と自分に励ますように使ったり、ある製品のセールが終わりそうな時に「わんちゃんまだあるかな?」と期待を込めて言ったりします。
このように、「わんちゃん」は、微かな希望や最後のチャンスを示す表現として、多くの場面で用いられています。

3. オーラス

「オーラス」は、もともと麻雀の南4局を示す言葉です。しかし、日常生活では物事の最終局面を「オーラス」と呼ぶことが一般的です。
麻雀では、オーラスは最後の局であり、その結果が全体の勝敗を大きく左右する重要な局面です。このような緊張感や最後のチャンスを意識した局面が、他の様々な場面でも感じられることから、日常生活で「オーラス」という言葉が使われるようになったと考えられます。

例えば、スポーツの試合で最後のピリオドや、コンサートの最後の曲、プロジェクトの最終段階など、多くの場面で「オーラス」という言葉が使われます。特に、最後のチャンスを意識して、全力を尽くす必要がある場面でこの言葉が使われることが多いです。

4. 全ツッパ/ゼンツ

「全ツッパ」とは、麻雀において相手がテンパイしているであろう状況でも、オリずに攻撃の手を緩めないことを指します。「ゼンツ」とも略されます。投資やギャンブルの世界では、ありったけのお金を一挙につぎ込むことを「全ツッパ」と呼ぶことがあります。
この言葉が日常生活で使われるようになった背景としては、麻雀のゲームの中での「全ツッパ」の姿勢が、リスクを取ってでも大きなリターンを狙うという意識と重なるためです。麻雀では、「全ツッパ」の姿勢は大きなリスクを伴いますが、それによって大きな得点を狙うことができるため、勝負の瞬間にこの戦略を取るプレイヤーも少なくありません。

日常生活では、特にビジネスや投資の場面で「全ツッパ」という言葉が使われることが多いです。新しい事業やプロジェクトに全資産やリソースを投じる際、そのリスクとリターンを意識して「全ツッパで行く」という表現が使われることがあります。また、友人や知人との会話の中で、あることに全力で取り組む姿勢を示す際にも「ゼンツするよ」という風に使われることがあります。

5. チョンボ

麻雀では、アガり牌の間違いや牌の数が合わないなどの反則行為を「チョンボ」と呼びます。一般的には「うっかりミス」や「注意不足」などで「チョンボ」という言葉が使われることがあります。
麻雀では、一度「チョンボ」を犯すと、その局の得点が大きく減少するなどのペナルティが課されるため、プレイヤーは常に注意深くプレイする必要があります。

日常生活では、仕事のミスや日常のちょっとした失敗を「チョンボした」と表現することがあります。
例えば、重要な会議の資料を忘れて持ってこなかったり、約束の時間を間違えてしまったりした場合などに「チョンボをしてしまった」という風に使われることがあります。

6. テンパる

麻雀では、あと1牌が揃えばアガれる状態を「聴牌」(テンパイ)と呼びます。そこから転じて「テンパる」という言葉が生まれたとされています。日常生活では「テンパる」という言葉は「焦る」や「動揺する」という意味で使われることが多いです。
この「テンパる」という言葉が日常生活で使われるようになった背景としては、麻雀の「テンパイ」が持つ緊張感や焦りの感覚が、他の状況での焦りや動揺と重なるためです。麻雀では、「テンパイ」の状態は勝利への期待と同時に、他のプレイヤーに先を越されるかもしれないという焦りや緊張感が伴います。

日常生活では、試験前、プレゼンテーション前、締め切り直前など、時間や状況に追われる場面で「テンパってしまった」と表現することがあります。また、突然の出来事や予期しないトラブルに直面した際にも「テンパる」という言葉が使われることがあります。

7. トイメン

麻雀では、卓を囲んで正面に座る人のことを「対面」(トイメン)と呼びます。日常生活では、特に建物や物件の位置関係を示す際に「トイメン」という言葉が使われることが多いです。

例えば、ある建物の正面にある別の建物を「トイメンの建物」と表現したり、道路を挟んで向かい合う店舗を「トイメンの店」と言ったりします。また、人との関係で、直接向かい合って座る位置を「トイメンに座る」と表現することもあります。

8. メンツ

麻雀においては、3個で一揃いとなる牌の組み合わせを「面子」(メンツ)と呼びます。これが転じて、麻雀を打つメンバーのことも「メンツ」と呼ばれるようになりました。
この「メンツ」という言葉が日常生活で使われる背景としては、麻雀のゲーム内での「メンツ」が持つ一揃いとなる組み合わせの意味が、他の場面でのグループやチームという組み合わせと重なるためです。

日常生活では、特に友人や知人との関係を示す際に「メンツ」という言葉が使われることが多いです。例えば、あるイベントやパーティーに参加するメンバーを「今日のメンツはどうだった?」と尋ねたり、仲の良い友人グループを「このメンツで旅行に行くんだ」と話すことがあります。

9. リーチ

「リーチ」は、麻雀で一般的に使われる用語ですが、この言葉は日常生活や他のゲームにも広がっています。麻雀における「リーチ」とはテンパイ宣言して1000点棒を出すことにより成立する役ですが、日常生活ではあと一歩で完成する状況などを指して「リーチ」という言葉が使われることがあります。

この「リーチ」という言葉が日常生活で使われる背景としては、麻雀の「リーチ」が持つ「あと一歩でアガリ」という緊張感や期待感が、他の場面での目標達成への期待や緊張感と重なるためです。例えば、プロジェクトが終盤に差し掛かった時や、試験勉強であと一つの単元を残すだけになった時などに「リーチだ」と表現することがあります。
また、スポーツやゲームの場面でも、勝利やゴールまであと少しという状況を「リーチ」と表現することがあります。このように、「リーチ」という麻雀由来の言葉は、日常生活の中での「あと一歩の状況」を示す言葉として、多くの場面で使われるようになっています。

10. 連荘(レンチャン)

麻雀において「連荘」は、親が和了した場合や流局時に親が聴牌していた場合に、次の局も同じ親が続く現象を指します。この「連荘」から派生して「連チャン」という言葉が生まれました。日常生活では「連チャン」という言葉は「連続の成功」や「好調が続く」という意味だけでなく、単に同じ物事が何回も続くことを指す際にも使われます。
この「連チャン」という言葉が日常生活で使われるようになった背景としては、麻雀の「連荘」が持つ連続の現象が、他の状況での連続と重なるためです。麻雀では、「連荘」の状態は連続して点数を稼ぐチャンスが増える一方、他のプレイヤーに逆転されるリスクも高まります。

日常生活では、連続して試験の点数が良かった、仕事での成果が続いた、続けてラッキーな出来事があったときなどに「連チャンだ!」と表現することがあります。また、スポーツやゲームでの連続勝利を「連チャン」と称することもあります。さらに、例えば「今週は連チャンで友人の結婚式がある」といったように、同じようなイベントや出来事が続く場合にも「連チャン」という言葉が使われます。

11. リャンメン

麻雀において「リャンメン」とは、塔子の両端の牌が待ちとなる順子一歩手前の状態を指します。具体的には、数牌の[3・4]や[7・8]のように、両端のどちらの牌が来ても順子が完成し和了となる待ちの形を示します。この待ちの形は、アガれる確率が高いため、良形とされています。

日常生活では、「両面テープ」を「リャンメンテープ」と呼ぶことがあります。また、「リャンメン」の言葉は、物事の二つの側面や面を持つことを指す際にも使われます。例えば、ある問題に対して良い面と悪い面がある場合、その両方の面を考慮するという意味で「リャンメンを見る」という表現が使われることがあります。

まとめ

麻雀は、知的ゲームとして多くの人々に親しまれています。そのため、麻雀用語は日常生活にも浸透しており、様々な場面で使われています。これらの用語を知っておくことで、麻雀をより楽しむことができるでしょう。麻雀初心者の方は、これらの用語を覚えて、麻雀の世界をもっと楽しんでください!

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