RMUについてわかりやすく紹介

コラム

こんにちは、AMOSナビです!
今回はRMUについてわかりやすく紹介します!

RMUとは

RMU(麻雀プロ団体)は、多井隆晴が代表を務める競技麻雀の普及とプロ選手の育成に特化した組織です。団体名称は、「Real Mahjong Unit」の略です。この団体は、麻雀を戦略的思考と技術が必要なスポーツとして捉え、その魅力と真価を広く伝えることを目指しています。RMUは、プロを目指す選手だけでなく、競技麻雀を楽しみたいと考えるライトユーザーにも門戸を開いており、オープンリーグや麻雀勉強会「ファクトリー」への参加を通じて、幅広い層の麻雀ファンにアプローチしています​​。

RMUの設立は、麻雀の競技性を広く認知させるとともに、プロ麻雀選手としてのキャリアを築くためのサポート体制を整えることにあります。プロ認定プロセスにおいては、過去には日本麻雀機構と連携し、ルールの統一やプロライセンスの発行基準を設けていましたが、時間の経過とともに独自の方針を確立しています。特に、プロ認定が簡略化されたことや、女性麻雀タレント育成コースの廃止など、組織としての成長と変化が見られます​​。

また、RMUは様々なタイトル戦を主催しており、特に「令昭位戦」は最高峰のリーグ戦として位置づけられています。このリーグ戦では、プロもしくはプロ志望の選手が階層別に競い合い、麻雀の技術だけでなく、戦略や精神力も試されます。令昭位戦を通じて、RMUは競技麻雀のレベル向上と選手の育成に貢献しています​​。

RMUは、麻雀を通じて新たな文化の創造と社会への貢献を目指しています。その活動は、単に競技麻雀の普及に留まらず、麻雀が持つ教育的側面や国際的な交流の促進にも焦点を当てています。これにより、RMUは麻雀をより深く理解し、楽しむためのプラットフォームを提供しています。

RMUの歴史

RMUの歴史は、麻雀プロ界の革新者として知られる多井隆晴と土田浩翔らの決断によって始まりました。麻雀プロとしてのキャリアをスタートさせた多井は、日本プロ麻雀連盟での経験を経て、2006年に同連盟を退会し、新たな麻雀プロ団体の必要性を感じていました。この思いは、土田浩翔らと共有され、2007年にRMUが設立されました。設立の背景には、麻雀を真のプロスポーツとして位置づけ、その地位を社会に広く認められるようにするという強い意志がありました。

多井隆晴は、RMU設立以前から麻雀における深い洞察力と高い分析力で知られ、雀風の研究や牌譜の分析を通じて麻雀の技術を磨き続けてきました。RMU設立後は、多井が代表を務め、麻雀ファンに喜ばれるプロ活動を目指すと共に、麻雀の競技性を高めるための様々な取り組みを推進してきました。

RMUの設立は、麻雀プロとしての地位向上だけでなく、麻雀が持つ文化的価値の向上にも貢献しています。多井や土田をはじめとするRMUメンバーの努力により、麻雀はより多くの人々に受け入れられるようになり、新しい時代の麻雀プロの在り方を模索する動きが加速しています。これらの取り組みは、麻雀の世界における革新的な変化をもたらし、今後の発展に向けた基盤を築いています。

競技規定と主なルール

RMU競技規定と主なルールは、A、B、Mの3種類で構成されています。

  • Aルール: 基本ルール。喰いタン、先付け、一発、裏ドラ、カンドラ、カン裏ドラあり。
  • Bルール: Aルールから一発役と裏ドラ・カンドラを排除。
  • Mルール: Aルールに赤ドラ(マンズ・ピンズ・ソウズの5に各1枚)を加え、配給原点25,000点、オカ20,000点がトップ者に加算。

全ルール共通: 3万点持ち3万点返しの東南戦、オーラスの親のアガリやめ・テンパイやめなし、箱下終了なし。同点の場合は順位点を分けます。

順位点

ルール 1着 2着 3着 4着
Aルール・Bルール +15P +5P △5P △15P
Mルール +50P +10P △10P △30P

主なタイトル戦と優勝者

令昭位戦

RMUにおいて最高峰に位置づけられるRMUアスリートコース所属選手のみによるリーグ戦です。

開催年度 優勝
2021年 13 河野高志
2022年 14 楢原和人
2023年 15 谷井茂文

女流令昭位(ティアラリーグ)

2015年に創設された女流アスリートによるリーグ戦です。

開催年度 優勝
2021 7 汐宮あまね
2022 8 千本松紘子
2023 9 里中花奈

闘魂杯

すべての対局をオンライン対戦麻雀ゲーム『雀魂』を使用して行われるタイトル戦です。

開催年度 優勝
2022 2 武則輝海
2023 3 伊藤高打
2024 4 谷井茂文

RMUクラウン

プロ・他団体プロ・会員・一般アマを問わず参加可能なオープンタイトル戦です。

開催年度 優勝
2019 13 浅井裕介
2022 14 浅井裕介
2023 15 下石戟

RMUオープンリーグ

コースを問わず会員なら参加可能のリーグ戦です。2014年以降は他団体プロも参加可能になりました。

開催年度 優勝
2021 17 島崎啓一
2022 18 茶木康志
2023 19 安藤顕一

まとめ

RMUは、麻雀を競技スポーツとして推進し、プロ麻雀プレイヤーの育成に注力しています。さまざまなルールとタイトル戦を通じて麻雀の深い魅力を広く伝え、プレイヤーの技術向上を促しています。令昭位戦からRMUオープンリーグまで、各タイトル戦は麻雀コミュニティに新たな活力をもたらし、麻雀文化の豊かな発展に貢献していることが確認できます。

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