最高位戦日本プロ麻雀協会についてわかりやすく紹介

コラム

こんにちは、AMOSナビです!

今回は麻雀のプロ団体の一つ、最高位戦日本プロ麻雀協会について紹介します!

最高位戦日本プロ麻雀協会とは

最高位戦日本プロ麻雀協会は、日本の競技麻雀界における主要団体の一つであり、その名は「最高位戦」として広く知られています。この団体は、プロフェッショナルな麻雀プレイヤーたちが技術と戦略を磨き合う場として機能し、麻雀の文化と技術の向上に貢献しています。

最高位戦の歴史

タイトル戦としての「最高位戦」は1976年に麻雀専門誌「近代麻雀」によって、主催、運営される対局として始まりました。100半荘を戦う10名の選手たちによって構成されたこの戦いは、日本のプロ麻雀シーンに新たな風を吹き込みました。多くの著名なプレイヤーがここで名声を得ることとなり、この競技は日本の麻雀文化において重要な位置を占めるようになりました。そして1985年より、団体組織としての活動を開始しました。

競技規定と主なルール

アリアリルール(クイタン・先付け有り)
オカ:無し(30000点持ち30000点返し)
ウマ:10000点-30000点
イッパツ、裏ドラ、槓ドラ、槓裏:有り
オーラスの親のあがりやめ・聴牌やめ:無し
聴牌連荘
聴牌料:場に3000点
途中流局:無し
パオ:無し
役満の複合:有り
数え役満:無し
国士無双の暗槓あがり:無し
罰則規定:大チョンボ、小チョンボ、注意、指導に分けられています。(2023年1月改定)

最高位戦における主なタイトル戦

最高位戦

1976年に創設されたこのタイトル戦は、プロ団体のリーグ戦としては最も長い歴史を持ちます。

最高位戦は開設当初は現在のClassicルール(一発、裏ドラ無し)でリーグ戦が開催されていましたが、第22期以降から、広く一般に受け入れられるため、現状の一発裏ドラ有りの一般ルールに変更されました。

リーグ戦のシステムも随時改良が加えられています。現在の本部リーグはA1リーグからD3リーグの計10リーグで運営されています。また、地方支部も数多く運営されております。東京本部以外には、関西本部、北海道本部、九州本部、新潟支部、東北支部、東海支部があります。
推薦入会制度もあり、他団体やインターネット麻雀などで特筆すべき成績を残した選手が、上位リーグからスタートできる入会制度になります。これにより、入会した有名選手として、元U-NEXT Piratesの朝倉康心選手、赤坂ドリブンズの渡辺太選手等が挙げられます。

リーグはAからB2までが1年を通して(12節)、C1以降は半年(5節)で昇降級が行われ、各節は4半荘で構成されています。

Aリーグの上位3名と前年度の最高位は、開催される​​最高位決定戦への出場権を獲得します。
優勝者には「最高位」という名誉ある称号が与えられます。

西暦 期別 歴代最高位
2021年 第46回 鈴木 優
2022年 第47回 竹内 元太
2023年 第48回 竹内 元太

發王戦

1992年に創立され、最高位戦ルールを用いたトーナメント方式で本戦が行われる対局です。

本戦の進行は、一般的な対局とは異なる「トーナメント方式」を採用しています。
これは、全参加者が競い合うのではなく、同じグループのプレイヤー同士で2〜3回の半荘を行い、その中から上位2名が次のラウンドへ進むという方式です。この方式では、普段はあまり経験できない条件付きの戦いの楽しさを体験することができます。

このタイトル戦には最高位戦以外のプロ団体所属選手や、アマチュアの方も参加可能であり、地方予選も実施されているため、幅広いプレイヤーにチャンスが開かれています。

西暦 期別 歴代發王
2019年 第28期 白鳥 翔
2021年 第29期 仲林 圭
2022年 第30期 仲林 圭

女流最高位戦

2001年に始まった女流リーグは、最高位戦リーグと同じルールが採用されています。
前年の実績から全出場選手をA・B・Cリーグに分け、リーグ戦が行われ、それぞれのリーグの上位選手がプレーオフに進出。各プレーオフを勝ち抜いた上位3名と前年度の女流最高位タイトル保持者が、2日間にわたり8回戦の決定戦を行います。
この勝者が女流最高位という名誉ある称号を獲得します。

西暦 期別 歴代女流最高位
2021年 第21期 内間 祐海
2022年 第22期 西嶋 千春
2023年 第23期 相川 まりえ

飯田正人杯最高位戦Classic

この大会は、設立初期から第22期の最高位戦で用いられていた旧ルールを採用しています。
これは一発や裏ドラを排除し、偶然性を減らすことで競技麻雀を形成することを意図したルールです。
2013年の第8期からは、故飯田正人永世最高位を称え、「飯田正人杯・最高位戦Classic」という名称で開催されています。

西暦 期別 歴代優勝者
2021年 第15期 平島 晶太
2022年 第16期 下出 和洋
2023年 第17期 伊藤 高志

新人王戦

現状の参加資格は下記の通りに示されています

①以下2つの内、”どちらか”の条件を満たすこと
・入会5年以内、かつ35歳未満の選手
・30歳未満の選手(入会期は不問)
②上記条件を満たしても所定のタイトル戦優勝者、又はAリーグ経験者等は出場できない。

西暦 期別 歴代新人王
2021年 第46期 小田 直人
2022年 第47期 村中 啓太
2023年 第48期 小川 瑠以

 

まとめ

最高位戦日本プロ麻雀協会は、歴史の深い麻雀プロ団体として長く活動を続けており、多くのスター選手を輩出してきています。
随時システムやルールについても改良を加え、更によりよいものを作っていこうという意気込みが感じられます。
2023年2月、最高位戦は自前の最新鋭スタジオを設立しました。このスタジオは、先進的な技術と高品質な機材を駆使し、常に進化を続ける最高位戦を象徴しています。
最高位戦日本プロ麻雀協会は今後も麻雀業界に新たな息吹をもたらすことでしょう。

最高位戦日本プロ麻雀協会公式サイト

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